劇場版 アキハバラ電脳組 2011年の夏休み

監督: 桜井弘明
脚本:長谷川勝己
公開: 1999年/製作:1999年    old
日本
 

解説

 TVシリーズ「アキハバラ電脳組」の劇場版。TVアニメを中心に活躍していた演出家・桜井弘明が本編で監督デビューを果たした。制作は映画「攻殻機動隊」を手がけたProduction I.G。舞台はTV版の半年後である2011年の夏。中学生の花小金井ひばりをはじめとしたアキハバラ電脳組の面々は、夏休みを楽しんでいた。しかしアキハバラを中心とした半径500mの土地が、次々に隆起するという事件が起きる。ひばりたちはアキハバラを救うことができるのか?

あらすじ

十数年前のそは美しき夕べであった。ジョン・カータレットがムーニーンという美しき娘との結婚は今宵に迫り、招かれし客は庭に集い人々の笑い興じる声は幸福な空気を漂わせていた。ムーニーンを想っていたジェレミア・ウェインは、遂げられぬ恋に心狂ったが、ジョンを狙撃したが、ムーニーンは彼の身をかばってその弾に死んだ。ジョンはそれからの長の月日を、ムーニーンの姪キャスリーンの生長を唯一の慰めに淋しい生活を送っていた。彼女が18歳の誕生日が過ぎてからの1日、キャスリーンは彼にケニス・ウェインという青年を自分の恋人であるとて紹介した。彼こそはジェレミアの息子なのであったが、ジョンが2人の仲を許さぬ事は言うまでもなかった。世界大戦が始まった時ケニスは出征した。4年の間キャスリーンは一心に彼が無事に帰る日を待っていた。しかし帰って来たケネスは負傷していたので、我が身はキャスリーンの恋の対照となる資格がないと諦めて、その旨を彼女に語ったので、彼女は彼には外に恋人でもあるのだと思い、微笑絶えぬ彼女の頬に、悲しみの涙が光ったのであった。しかし、愛は最後の勝利者である。若人2人が喜びに輝く日が回り来た。永遠にキャスリーンの頬からは微笑の影が消えないであろう。

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