ペルソナ 2008-01-26
解説
謎の人体実験で、超人的な戦闘能力と別人格を埋め込まれた女子大生の闘いの日々を描くアクション・ムービー。『水霊 ミズチ』の山崎真実が映画初主演で心の闇と葛藤するヒロイン役に挑み、世界中で活躍するアクション監督の谷垣健治の下、新体操で鍛えた運動神経を活かした鮮やかでアクロバティックなアクションを披露する。別人格に心と体を支配されていくヒロインの終わりなき闘争、妥協なき本格的アクションの連続に圧倒される。
あらすじ
愛する妻を亡くし失意の底にあった医師・木場幸一郎(萩原聖人)は、ある日、深夜の公園で、病院から抜け出してきたような格好の女に助けを求められる。彼女の名は御園日和(山崎真実)。幸一郎が戸惑っていると、日和が収容されていた施設の男たちが現れ、彼女を車の中に押し込み、連れて行ってしまう。車が走り出す瞬間、幸一郎の名を叫ぶ日和。それは彼女が知るはずのない名前であり、しかもその声は今はもういない妻から呼ばれたような感覚を幸一郎は感じるのだった。その夜の出来事が気になった幸一郎は、日和が収容されている研究所について調べ始める。ところがサイトへのアクセスが制限されており、一切の情報が遮断されていた。その研究所に何かがあると悟った幸一郎は、日和に面会しようと自らその施設へ赴く。幸一郎との再会に喜ぶ日和。限られた面会時間の帰り際、日和は、幸一郎と妻しか知らないはずの秘密を口にする。そして、日和は研究所を脱走、幸一郎とともに逃亡することになる。再び日和に追っ手が迫るが、日和は超人的な格闘能力で男たちを撃退する。その日和の能力には、幸一郎の妻も関わっていた“プロジェクト・ペルソナ”という計画の秘密が隠されていた。それは、ある実験によって人間の脳内に別の人間の脳内情報を移植する、という計画であった……。