裸足のピクニック 1993-10-30

公開:1993-10-30/製作:1993年    old
 

解説

 「ひみつの花園」「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督が93年に手掛けた劇場長編デビュー作。ごく普通の女子高生がふとしたはずみから不幸のどん底まで転がり落ちていくさまをブラックな笑い満載で描く。女子高生鈴木純子はある日、運悪くキセル乗車がバレて駅員に捕まってしまう。なんとか駅から逃げ出し、祖母の家に駆け込むが、そこにいたのは母と父。祖母はたったいま息を引き取ったところだった。そして、遺骨を抱え家族と一緒に帰宅途中の純子をさらなる不幸が待っていた…。

あらすじ

ごく普通の女子高生のはずの鈴木純子は、その日に限って借りた定期券からキセル乗車がバレる。祖母の家に逃げ込むが、待ち構えていたのは両親。祖母は死んだばかりだった。骨を抱いて東京へ帰る途中バイクと事故を起こし両親は入院。ふらふらしていたところを祥子という謎の女性に助けられるが彼女は他人の家に不法侵入する常習者で、またもや逃げ出した純子は山奥の食堂で食中毒を起こし、入院。その間に実家は交通事故の賠償問題から一家離散の憂き目となり、妹の陽子は純子に恨みを持つキリコらと復讐を誓う。一か月後に純子は戻ってくるが、家はなく、かつての恋人は新しい彼女と同棲中。すがれるのはまたもや現れた祥子だけとなったが、彼女は今度は売春の斡旋をはじめ、そうとは知らない純子は池田という客に襲われる。怒りのあまり彼女はフォークで祥子をメッタ刺しにし、祥子は慌てて逃げる最中キリコたちの運転する車に跳ねられ真っ二つ。純子はショックで口もきけなくなり、その後は家族の間をタライ回し。だが、彼女の妊娠が分かったとたん目覚ましい回復を遂げ、家族もまた一つにまとまっていく。純子も高校を無事卒業、一児の母となりシアワセな生活を送るのであった!

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