いたいふたり 2002-12-07

監督：斎藤久志

脚本：斎藤久志

公開：2002-12-07／製作：2002年　　 old

日本

2002 邦画ラブロマンスラブストーリーラブコメ

解説

　なつは元看護婦で今は小さい会社に勤めている。涼はまだその思いを捨て切れていない元カメラマン。今でも塾講師のかたわら写真を撮っている。互いに愛し合う2人はいつの頃からか相手の肉体的痛みを感じ合うようになっていた。それは、2人の結びつきをより強いものとしてくれた。それでも涼は浮気をする。そんな涼が心配で、なつはいつも自分を傷つけては涼に自分の存在を伝えるのだった。そんなある日、なつの妊娠が発覚した。大喜びをする涼。が、次の瞬間、涼は自分があの痛みに耐えられるのか、大きな不安に襲われる…。

あらすじ

涼（西島秀俊）は、元カメラマンの塾講師。なつ（唯野未歩子）は元看護婦のOL。ふたりは小さな一軒家で暮らす若夫婦。あまりに愛が深いゆえか、なつが転ぶと涼も痛みを感じ、涼が殴られるとなつも怪我をする、といった具合に彼らは痛みを共有していた。なつの弟でシスターコンプレックスの秋男、涼に恋するデブで性格の悪い女子高生、なつに思いを寄せる同僚・木村ら「片思い同盟」の面々がふたりの生活にちん入して、面白い日々を過ごしていた。そんなある日、なつの妊娠が発覚。陣痛にびびった涼は別れを告げるが……。

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