罪と女王 2020-06-05 Dronningen/Queen of Hearts
公開:2020-06-05/製作:2019年
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解説
デンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)で作品賞ほか主要9部門を受賞したヒューマン・サスペンス。医者の夫と幼い双子の娘たちと暮らす有能な弁護士アンネ。だが、夫と前妻との息子である17歳のグスタフを引き取ったことから、禁断の関係にのめり込んでゆく。出演は「未来を生きる君たちへ」のトリーヌ・ディルホム、長編初出演のグスタフ・リン。一般公開に先駆け、トーキョー ノーザンライツフェスティバル 2020にて『クィーン・オブ・ハーツ』のタイトルで特別上映。
あらすじ
児童保護を専門とするデンマークの弁護士アンネ(トリーヌ・ディルホム)。優しい医者の夫と幼い双子の娘たちと完璧な家庭を築いていた彼女だったが、ある日、夫と前妻との息子である17歳の少年グスタフ(グスタフ・リン)が問題を起こし退学になってしまう。アンネはスウェーデンにいたグスタフを引き取り、アンネの家族たちと同居を始めるが、グスタフは衝動的な暴力性があり家族に馴染もうとしなかった。しかし、アンネは根気よく彼を家族として迎え、正しい方向へ導こうと努めるのだった。そんななか、グスタフと少しずつ距離を縮めていくアンネだったが、親密さが行き過ぎてしまい、ある時、アンネは彼と性的関係を持ってしまう。やがて、そのことが大切な家庭とキャリアを脅かし始め、アンネは残酷な決断を選択するのだが……。