なつやすみの巨匠 2015-07-11

公開:2015-07-11/製作:2014年    old
日本
 

解説

博多湾に浮かぶ離島・能古島を舞台に、島で生まれ育ち父からもらったビデオカメラで映画作りに熱中する少年と、島にやって来たワケありの美少女が織り成すひと夏の物語。テレビドラマ「相棒」などを手掛けた福岡出身の脚本家・入江信吾が自ら企画を立ち上げ、主題歌に井上陽水の「能古島の片想い」を起用。オーディションで選出された子役の野上天翔と村重マリアを主演とヒロインに、お笑い芸人の博多華丸、板谷由夏、リリー・フランキーら福岡出身の面々が脇を固める。

あらすじ

能古島に住む小学4年生、シュン。
夏休み、ヒマを持て余していたシュンはかつて映画研究部員だった父・和由から古びたビデオカメラを譲り受ける。武骨なデザインが気に入ったシュンはすっかりカメラの虜に。
もともと父の影響で80~90年代のハリウッド映画が大好きだったシュンは、親友たちと共に映画撮影の真似事に熱中するのだった。しかし周囲には野暮ったい連中ばかりでどうにも画にならない。ある日、島在住のうるさい画伯ジジイ・智滋が一人の少女を連れて島へ戻ってくる。
亜麻色の髪。鳶色の瞳。どこから見ても映画に出てくるような外人そのものだった。
少女の名はユイ。ブラジル人の父と日本人の母を持つハーフで、生まれも育ちも福岡。日本語しか喋れない。訳あって夏休みの間だけ、祖父の智滋に預けられたのだった。
シュンは智滋の家からユイを強引に連れ出す。
そしてこれが一目惚れであることがバレないよう、もっともらしく言うのだった。
「俺、監督やけん。お前ばスカウトしたと。分かるや?――お前ば、女優にしちゃる!」
「はぁ?バカやないと?」
シュンとユイの奇妙な関係が始まった――。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2015/2/8916

◀︎ Back