ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式 2009-08-01 DEATH AT A FUNERAL
監督:
フランク・オズ
脚本:ディーン・クレイグ
公開:2009-08-01/製作:2007年
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解説
父親の葬式をめぐり、主人公の男とその個性的な家族らが嫉妬(しっと)、秘密、恋心に彩られた人間模様を織り成すヒューマン・コメディー。監督は『イン&アウト』の奇才フランク・オズ。父親を亡くし、弟との確執をあらわにする主人公を『プライドと偏見』のマシュー・マクファディンが演じている。各国の映画祭で抱腹絶倒の渦を巻き起こしたユーモラスな描写と演技派俳優たちが演じる風変わりなキャラクター、さらには心温まるラストに注目。
あらすじ
父を亡くした作家志望のダニエル(マシュー・マクファディン)。その葬式の朝、父の死を悲しむ一方で、小説家として成功した兄ロバート(ルパート・グレイヴス)が、ニューヨークから久しぶりに帰ってくることにうんざりしていた。その理由は、全く成功していない自分が親戚中から兄と比較されてしまうためだった。そして、心配事を抱えている人間は他にもいた。それは、婚約者サイモン(アラン・デュディック)を認めてもらいたい、従姉妹のマーサ(デイジー・ドノヴァン)。そして他にも、家族や親戚のそれぞれが葬式に参加することに何らかの不安を抱えていた。親戚たちが続々と集まる中、父親の亡骸の納められた棺が業者によってダニエルの家に届けられる。それを受け取り、中を確認したところ、そこに横たわっていたのは全くの別人。業者のこのとんでもないミスをきっかけに、厳粛に行われるはずの葬儀は大騒動に発展していく。サイモンは誤ってドラッグを飲んで大暴れ。そして、突然現れた謎の男(ピーター・ディンクレイジー)が、父のある秘密を暴露する…。果たして、葬儀は無事に執り行われるのか……?