むずかしい恋 2008-10-25

公開:2008-10-25/製作:2007年    old
日本
 

解説


『贅沢な骨』の脚本家、益子昌一が初めてメガホンを取った大人のラブストーリー。都会の片隅にある一軒のバーを舞台に、ある晩そこに集まった男女が織り成す、さまざまな恋愛模様をカラフルなカクテルとともに映し出す。客の表情を読み取ることが得意なバーテンダー役に『コンナオトナノオンナノコ』の水橋研二。個性的な客たちを『風の外側』の安藤サクラ、『AKIBA』の前田綾花らが演じている。先の見えない男女の不可思議な関係に翻弄(ほんろう)される。

あらすじ

都会の片隅にたたずむ1軒のバー“NO-MU”。元バレエダンサーの南アキラ(水橋研二)は、人情の機微を知るバーテンダーとして、バーを訪れる人々の恋を見守っている。店には、図書館司書のアカネ(安藤サクラ)と、働き盛りで仕事一筋のサラリーマン・トオル(三浦誠己)がいる。アカネは最近マンネリ気味で、これからの将来に不安を感じている。トオルは、そんなアカネの煮え切らない態度に苛立っていた。しかしトオルは、アカネが読んでいた本に挟まったレシートを見つけてしまう。別のテーブルには、雑誌記者・大介(載寧龍二)と受付嬢・雅代(柳沢なな)がいる。妻子を持つ身でありながらプレイボーイの大介は、今夜こそ雅代を口説こうとしている。もう1組の男女は、大学生の祐司(森岡龍)と風俗嬢のマリ(前田綾花)。就職活動がうまくいかず、ヤケになっている祐司に、マリは嫌悪感をあらわにする。しかしマリは、そんな情けない祐司を放っておけず、彼をつい挑発してしまう。そんな店内で、バレエのプリマドンナ・静香(璃乃亜)は、誰かを待っているかのように、ひとり物静かにカウンターに座っている。店を訪れる客たちの色とりどりの想いが、重なり合い、交じり合ってゆく……。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2008/2/8873

◀︎ Back