レディ・トゥ・レディ 2020-12-11
監督:
藤澤浩和
脚本:藤澤浩和
公開:2020-12-11/製作:2020年
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解説
熱い思いを忘れた女性たちが、社交ダンスを通じて青春を取り戻していく姿を映すドラマ。生活に疲れた主婦・真子と、同級生の売れない女優・一華。学生時代に競技ダンスで脚光を浴びた2人は、再びダンスに挑むことになるが、肉体のキレは簡単には取り戻せず……。出演は「東京難民」の大塚千弘、「ピンカートンに会いにいく」の内田慈。監督・脚本は、本作が本格的な商業映画デビューとなる藤澤浩和。
あらすじ
生活に追われる主婦・鈴木真子(大塚千弘)と、売れない独身女優・城島一華(内田慈)。かつて学生時代に競技ダンスで脚光を浴びた2人だったが、今は人生の崖っぷち。ある日、同窓会で再会した真子と一華は、クラスメートたちの前で切った大見栄がきっかけで、再び競技ダンスカップルを組むことに。かつてのコーチ・木村(木下ほうか)に師事しながら壮絶な練習の日々が始まるが、肉体のキレは簡単には取り戻すことができない。初めて家庭のためではなく、自分のために時間を生きる真子と、傷だらけの女優生命を懸けた一華。そんな2人が衝突し、肉体と対話をすることで、それぞれの人生に変化が生じてゆく。やがて迎えた競技ダンス大会の日。女性カップルの話題と共に2人の演技は大会を席巻するが、女性ペアの是非を問う議論が起こり、大問題へと発展。一方、真子には家庭の、一華には仕事の危機が迫りつつあった……。