博多ムービー ちんちろまい 2000-10-21

脚本:大森一樹
公開:2000-10-21/製作:2000年    old
日本
 

解説

 福岡県博多を舞台に、福岡県出身者のオールスターキャストで、全編博多弁による、歌と踊り、笑いにアクション満載の“ゴッタ煮”映画。タイトルにもなっている“ちんちろまい”とは博多弁で《てんてこまい》の意味。空港の格納庫、闇の中で迷彩服の男たちがトランクを持って歩いている。そこへ黒装束の女が現われ、男たちをカンフーで倒し、トランクを奪うとセスナ機に乗って飛び立った。だが、エンジンが止まり、女はパラシュートで脱出。セスナ機とともにトランクは海の底へ消えていった……。

あらすじ

どんたく祭を目前に控えた博多。福岡観光振興協会の貝原は、県庁主催の”デジタルドンタク“出席とハリウッド映画製作を兼ねて来日するコンピュータ会社”パイナップル社“の社長・ワン氏率いる撮影隊のコーディネートという大役を任されていた。だが、彼の周りには問題山積で仕事どころではない。長女の直子はアメリカの大道芸人と恋に落ちるは、次女の純子は上京して音楽の道に進みたいと言い出す始末、妻の睦子も実は高校時代の先輩だった映画監督のオスカー花城といい雰囲気で、貝原自身もIT化の波に押されリストラ寸前なのだ。そんな中、ワン氏来日の目的がアジアンマフィアに盗まれた、ハードにも人体にも悪影響を及ぼすドラッグウイルス・ソフト奪還にあったことが判明する。実は、撮影隊もその隠れ蓑だったのだ。やがて、そのディスクを巡ってパイナップル社とアジアンマフィア、コンピュータ監視機構が三つ巴の争奪戦を開始。ディスクの一部を娘の直子と純子が持っていたことから、貝原も騒動に巻き込まれてしまう。しかも、その一枚がデジタルドンタクの会場に紛れ込んで大パニックに。しかし、貝原の博多弁が県庁のマザーコンピュータの暴走を阻止することに成功。直子の婚約、純子の上京と、様々な問題も解決し、貝原に平穏な日が戻ってくるのであった。

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