アナトミー 2002-03-30 ANATOMIE

脚本:ステファン・ルツォヴィツキー
公開:2002-03-30/製作:2000年    old
ドイツ
 

解説

 医学界で確固たる名声を得た祖父も学んだ名門医科大学の解剖研究セミナーに見事合格した女子学生パウラ。彼女はある日、実習の教材として手術台に横たわる死体が、ついこの間知り合ったばかりの青年であることに気づく。そして、死体の血液から死因に疑問を抱いたパウラは、独りその原因究明に当たる。やがて彼女は、血液を瞬時に凝固させる違法な薬品と、その背後に謎の秘密結社の存在があることを突き止めるのだが…。

あらすじ

野心家の医学生パウラ(フランカ・ポテンテ)は、医学界に名を馳せた祖父が学んだ伝統ある名門大学の解剖学セミナーに合格し、熱心に実習に励んでいた。ある日、パウラは実習の教材として運ばれてきた死体の血液濃度が、異常に高いことに気づく。かかとに“AAA!“と刺青されたその死体の組織を調べると、血を素早く凝固させる違法の医薬「プロミダル」が検出された。それは、人間を生きたまま保存できる死の薬だった。パウラは教授に訴えるが、「プロミダル」を開発したのはほかならぬ祖父だという事実を伝えられる。友人カスパー(セバスチャン・ブロンベルグ)は、医学の発展と研究のために人体実験を密かに行う秘密結社“アンチ・ヒポクラテス同盟“の拠点が、この大学にあるらしいとパウラに告げる。だれが結社のメンバーなのか? そんな中、パウラの友人グレッチェンが恋人ハイン(ベンノ・フュルマン)に殺され、標本にされる。そして同じく結社のメンバーである同級生のフィルとともにパウラにも「プロミダル」を注射しようと迫るが、間一髪で生き延び、パウラは事実を明らかにするのだった。

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