メトレス 2000-02-19

公開:2000-02-19    old
 

解説

 「失楽園」の原作者渡辺淳一の「メトレス・愛人」を「失楽園」同様川島なお美主演で映画化した不倫映画。監督は「静かなるドン THE MOVIE」の鹿島勤。銀座の高級フランス料理店でソムリエとして働く片桐修子。彼女はある大学教授・遠野晶平と不倫関係にあった。彼女はフランス語でいうメトレス――愛しあっていても愛に縛られない、仕事を持ち自立する“愛人”――でありたいと考えていたのだが……。

あらすじ

銀座の高級フランス料理店でソムリエとして働く修子は、妻子ある環境学専攻の大学教授・遠藤と不倫の関係にあった。しかし、彼女は決して彼との結婚は望んでいない。仕事を持ち自立している愛人=メトレスであることが、自分にあった生き方だと思っているからだ。ところが、妻に不倫がバレて家を追い出された遠藤が、彼女に結婚を迫ってきた。しかも、研究の為に5年間赴くアラスカについてきて欲しいと言うのだ。思い悩む修子。そんな彼女の前に、独身サラリーマン・岡部が現れる。彼もまた、修子に想いを寄せる男性のひとりだ。修子は岡部とデートを重ねるが、結婚して落ちつける場所を求めている彼とは、所詮うまくいく筈はなかった。それから暫くして、友人の結婚式に出席する為に、修子は秋田の実家へ戻った。そんな彼女を追いかけ、遠野が秋田へ向けて車を走らせた。ところがその途中、彼は事故を起こして入院してしまう。仕事を休み、遠野の看病にあたった修子は、そこで再び彼に結婚を迫られる。愛と仕事の間で、揺れ動く修子の心。だが、彼女はアラスカ行きを断り仕事を選ぶのだった。

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