魁!!男塾 2008-01-26
解説
1985年から1991年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、今も読み継がれる大ヒットコミックを実写映画化したアクション・エンターテインメント。男気ある日本男児を育てる「男塾」に集まった破天荒な生徒たちが繰り広げる、熱いバトルと友情の日々を描く。『VERSUS ヴァーサス』などで世界的人気を誇るアクション俳優の坂口拓が初監督を果たし、主演と脚本もこなす。次々に繰り出されるCGなしのリアルアクションは圧巻。
あらすじ
武士道精神を継承し真の男を育てる全寮制の私塾・男塾。そこへ無口だが文武に秀でた剣桃太郎(坂口拓)、無骨なド根性男の富樫源次(照英)たち新入生が全国各地から入塾してくる。入塾式での塾長・江田島平八(麿赤兒)のド迫力の訓示に始まり、常軌を逸したシゴキと懲罰が彼らを迎える。軟弱男の秀麻呂(尾上寛之)はその凄まじさに恐れをなして逃亡を図るが、思い直して戻ってくる。そして、桃太郎は秀麻呂と一緒に懲罰を受ける。やがて彼らは血と汗と涙の塾生生活を共にすることで心を通わせ、友情を育てていく。そんなある日、男塾に私怨を抱く伊達臣人(榊英雄)が邪悪集団・関東豪学連を率い、男塾乗っ取りを企み、攻め入ってきた。多くの塾生が倒されていく中、桃太郎たちが駆けつけ乱闘が激しさを増していく。そこへ、割って入った塾長・平八の提案により、男塾最大名物「驚邏大三凶殺」で勝負をつけることに。霊峰富士の秘寺・宝獄院。いよいよ両チーム三名の代表による男と男の戦いが始まる。崩落寸前の洞窟内では虎丸(山田親太朗)が、150メートルの断崖絶壁では荒縄一本で吊るされた富樫が、そして煮えたぎる溶岩台地では桃太郎が、それぞれ豪学連の戦士と死闘を繰り広げる。双方互角の戦いが続く中、やがて桃太郎は伊達に追い詰められピンチに陥る。塾生がそれぞれの戦いに声援を送り続ける中、周囲に支えられてここまで来た秀麻呂はピンチの桃太郎を勇気づけるため、男塾至宝の大塾旗、重さ300キロの「喝魂旗」を掲げようと決意するが……。