僕たちのプレイボール 2010-05-15

公開:2010-05-15/製作:2010年    old
日本
 

解説

元メジャーリーガーの父親を持つ少年が、少年野球チームの仲間たちとぶつかりながらも、アメリカで開催されるリトルリーグの世界大会出場を目指して成長していく人間ドラマ。『あなたを忘れない』で脚本とプロデュースを担当した三村順一がメガホンを取り、元プロ野球選手でタレントの新庄剛志がエグゼクティブプロデューサーを務める。主演は、倉木麻衣のPVに出演したことのある小原裕貴、共演には吉田栄作、羽田美智子らが名を連ねる。野球を通じて、葛藤(かっとう)しながらも成長していく彼らのストーリーに、思わず胸が熱くなる。

あらすじ

柊球児(小原裕貴)はアメリカのリトルリーグで野球をプレーする少年。だがある日、親の都合で日本へ帰国することになる。父の恒雄(吉田栄作)はかつてメジャーリーグの投手だったが、故障が元でマイナーリーグを転々とする生活を送っていた。見かねた母の加奈子(羽田美智子)は日本帰国を勧めていたが、恒雄はその提案を聞き入れず、とうとう加奈子と球児の二人だけが帰国することにしたのだ。親友ランディと翌年のリトルリーグワールドシリーズでの再会を誓って別れる球児。帰国後は同級生の勧めで“東陽リトル”という野球チームに参加する。だが、アメリカとの違いに馴染めず、チームの中で浮いてしまう。苛立ちから、チームメイトを叱責したり、コーチを差し置いて指導したりするうちに、エースの正道(中田晴大)たちと喧嘩に。その夜、アメリカのランディに電話してみるものの、感じていることを伝えられずに終わってしまう。そんなある日、女の子のチームメイト沙希(沢木ルカ)からお祭りに誘われる。会場で目にしたのは、神輿を担ぐ正道たちの姿。半ば無理矢理、担ぎ手に加えられてお神輿を一緒に担ぐうちに、次第に仲間たちとのわだかまりが消えていく。祭りの後、互いの思いを語り、心を通わせてゆく球児と正道たち。そして迎えた次の試合。エラーをした球児がベンチで落ち込んでいると、正道がそれを帳消しにするような特大のホームランを放つ。思わず立ち上がり、ガッツポーズをする球児。この試合をきっかけに結束を固めた東陽リトルは、ワールドシリーズ出場を目指して練習に打ち込んでいくのだった。その頃、アメリカの恒雄は新しいチームのある土地へ降り立つ。その場所は、リトルリーグのワールドシリーズが開催されるペンシルバニア州のウィリアムスポート。それを知った加奈子は、ある決意を胸にアメリカへ旅立つ。そして春。アメリカと日本でそれぞれのシーズンが始まる。

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