鳶がクルリと 2005-10-01

監督: 薗田賢次
脚本:丸山昇一
公開:2005-10-01/製作:2005年    old
日本
 

解説

人気作家ヒキタクニオの同名小説を映画化。「ナースのお仕事」シリーズで、コメディエンヌとしての才能を世に知らしめた観月ありさが出世街道まっしぐらのエリートOLをコミカルに演じる。観月と息がピッタリの掛け合いをみせるのは、数々の映画に出演し、“日本のアニキ”として多くのファンを魅了し続けている哀川翔。まじめOL対人情一番の鳶たちとの熱いバトルを、『凶気の桜』の薗田賢次監督がCGをふんだんに使った演出で盛り上げている。横浜出身の、レゲエバンド“HOME GROWN”の軽快な音楽にも注目。

あらすじ

キッズ関連の商品を扱う大企業“G&B社”の企画開発課に勤めるエリートOL・中野貴奈子は、夢をかけたプロジェクトのプレゼンに敗退してしまい、会社の文化的側面をアピールする為の“サテライトビル移転準備室”へ異動を命じられる。そこで彼女が担当するのは、ドイツ人アーティスト、ブリック・マイヤーのデザインした巨大モニュメントの設置。この仕事が成功すれば、チーフ待遇で元の部署に戻れるとあって、俄然張り切る貴奈子であった――が、たった14日間の工期と難しい作業に、請け負ってくれる鳶職人が見つからず、仕方なくひょんなことから知り合った鳶集団“日本晴れ”に頼らざるを得なくなるのだが、昔気質の彼らは彼女を相手にもしてくれない。このまま、結婚でもしてしまおうか……。しかし、ここで諦めたらエリートOLの名が廃る。弁当持参で彼らの仕事を見学したり、マイヤー本人を連れて行ったり、“隼”と呼ばれる鳶職人の司令塔・悦治のお転婆娘・ツミの恋の手助けをしたりと、貴奈子は日参を続けた。お陰で、そんな彼女の心意気に打たれた日本晴れの面々は工事を引き受けてくれ、見事、モニュメントは完成するのであった。

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