弱虫(チンピラ) 2000-11-11

公開:2000-11-11    old
 

解説

 人気漫画家・立原あゆみの「弱虫(チンピラ)」を「鬼火」「皆月」の望月六郎監督が、北村一輝主演で映画化したなさけない男の物語。北爪修は、ヤクザの女だった有美と出来てしまい、そのトラブルが縁で、月島組の船水の子分として、組の正式な盃はもらうことなく‘弱虫(ちんぴら)”として船水の手伝いをしている。ある日、組の仲間が探し回っていた一人の少女をたった一晩かくまってやった修。が、彼女は渡世の親である月島組組長が惚れている景子だった……。

あらすじ

ヤクザの女だった有美と出来たのがきっかけで、月島組の船水の子分となった修は、ヤクザにもなりきれないチンピラだ。ある日、彼は組の仲間が捜し回っていた少女・景子を一晩匿ってやるが、実は彼女は組長の愛人だったのだ。以来、組長の元に連れ戻された景子から助けを求められるようになる修。月島の世話をするうち、彼も景子に想いを寄せるようになっていく。しかし、組長の愛人に手を出す訳にはいかない。そんな修に、景子は「弱虫」と罵るのだった。ところでその頃、月島組は関西の紅屋会と手を結ぶことによって若頭の座を狙おうとする船水の兄弟分・朝村の裏工作により、江戸川組との一触即発の状態にあった。景子に夢中で判断力を失っている組長に代わって、戦争を回避し組を立て直す船水。そんな船水を狙った朝村の銃弾の楯になって負傷した修は、回復後、有美に送り出され、組長から逃亡した景子の元へ向かうのだった。

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