アイ・アム・タレント 2018-06-29
公開:2018-06-29/製作:2016年
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解説
プロスケーターのケニー・アンダーソンの目に留まり、自力でアメリカに来ることを条件に援助の提案を受けたホームレスの少年タレント・ビエラの、自分の未来を勝ち取るべくスケートボードで南アフリカからカリフォルニアまで行く旅を追ったドキュメンタリー。監督は、これまでに音楽ドキュメンタリーやテレビ番組、コマーシャルなどを手がけてきた、ジンバブエ生まれ、南アフリカ出身のナタリー・ジョンズ。スケートボード界の伝説的存在であるトニー・ホークらも出演。
あらすじ
タレント・ビエラは18歳の誕生日を目前に、“大人になったら”何になりたいか決断の時を迎えていた。9歳で家を飛び出しホームレスとなり、南アフリカのスケートパークで暮らしてきた。読み書きもできない彼には明るい未来を描くことは難しかった。\r\n\r\n8歳の時、初めて手にしたスケートボードが、彼に混乱した家庭からの逃げ場と自分自身を表現する手段を与えてくれた。そして仲間に出会う道を示し、彼らとファミリーを作らせてくれた。それ以降、スケートボードは彼の人生の原動力となり、ダーバンの路上で暮らす彼の尊厳を守ってくれた。\r\n\r\n彼のスケートボーディングをビデオで見たプロスケーターのケニー・アンダーソンが、彼に援助を申し出た。ただし、自分でアメリカに来ることができるならという条件だ。映画では、ストリートからアメリカのプロスケートボーディング界への彼の旅を追いかけた。\r\n\r\nタレントは、自分を取り巻く環境から抜け出し、自分の将来を築くために、全身全霊を傾けた。それは自分の未来を勝ち取るための戦いだった。