全国制覇を目指して岸和田を旅立ったカオルちゃんは、長年にわたって陳一族と黄一族が対立する神戸の中華街へと辿り着く。店で大立ち回りを演じたカオルに目をつけた黄一族は、カオルを用心棒として雇い、陳家撲滅計画をたくらむ。両家の因縁が深まる中、陳一族の娘・小絹と黄一族の息子・正英は、密かに愛を育んでいた。