闇金ドッグス4 2016-12-10
解説
元ヤクザの闇金業者を主人公に、金に群がる人たちの強烈な人間模様を描く人気シリーズの第4弾。債務者を徹底的に追う冷徹な主人公が、刑期を終えて堅気になろうとするヤクザの兄貴分と金銭トラブルを抱える若い女性のカップルに関わるさまを映す。監督は、『ガチバン』シリーズなどの元木隆史。安藤忠臣役の山田裕貴や須藤司役の青木玄徳が前シリーズより続投するほか、升毅、高橋ユウ、木村祐一らが出演。人間の欲望を容赦なく描き切る内容に注目。
あらすじ
ラストファイナンスの社長・安藤忠臣(山田裕貴)は、若くしてヤクザの親分になったものの、稼業を引退して闇金の世界へ足を踏み入れた男。元イケメンホストだった須藤司(青木玄徳)と共に毎日、癖のある債務者を追い込んでいた。そんなある日、ヤクザ時代の大兄貴分の豊田(升毅)が、10年のお勤めを経てシャバに戻ってくる。もう塀の中には戻りたくないと、足を洗う事を宣言する豊田。男として、ヤクザとして、常に目標としてきた兄貴分のために、忠臣は放免祝いとして30万を包む。常に債務者には冷徹な忠臣の意外な態度に、司は突っかかるが、“優遇は一度まで。次に融資する時は、きっちり回収する”と、その信念は変わらない。しかし、出所した元ヤクザには、世間の風当たりも強く、就職先もままならない。それでも堅気になると誓い、喫茶店で慣れない履歴書に向かう日々。そんな姿を微笑ましく見ていた喫茶店の店員・元子(高橋ユウ)の前に、突然チンピラが現れる。元子を拉致しようとするチンピラを圧倒的な腕力でぶっ飛ばし、2人で逃げる豊田。金銭トラブルを抱える元子と元ヤクザの豊田。頼る相手がいない男と女は、束の間の安息を得て、共に惹かれあう。その幸せな時間を守るため、元子の借金を肩代わりしようと決意した豊田が向かったのは、ラストファイナンスだった……。