ニュータウンの青春 2012-11-03
公開:2012-11-03/製作:2012年
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解説
『あぜ道のダンディ』などで俳優としても活躍する森岡龍が監督を務めた、劇場初公開作となるほろ苦い青春作品。浦安市のニュータウンに住む平凡な男子3人が、理想の女性の関心を得るために悪戦苦闘するダメっぷりを描く。主人公を演じるのは森岡の同級生の島村和秀、『超夜明け/ULTRA DAWN』の飯田芳、短編『よもすがら』を監督した嶺豪一ら個性派たち。三者三様愛すべきへたれ男たちの青さが胸にしみる。
あらすじ
下町と新興住宅が立ち並び、ニュータウンを川が分断する千葉県浦安市のとある街。映画監督を目指す高校三年生の島村和秀・通称“カズカズ”(島村和秀)は、作品にするでもなく、8ミリカメラで街を撮影している。和秀はいつも同じ公園で、スナック『霊界』の息子で同級生の嶺豪一(嶺豪一)、無職で2年上の先輩・飯田(飯田芳)となんとはなくたむろしている。公園の前を通る女性・富永が気になってはいるものの、ただ遠くから眺めるしかない。ある日、富永がストーカーの被害に遭っていることを知った3人は、ストーカー退治を請け負う。退屈な日々に生まれた刺激に浮足立つ3人は盛り上がるままに行動してしまい、勘違いや失敗ばかりする。それでも3人は楽しかった。しかし、結局は3人が離れ離れとなるきっかけとなってしまい、かけがえのない人や場所から離れて、3人は少しずつ大人になっていく……。