東京都杉並区。57万人が暮らす緑豊かな街で行政主導の再開発、道路拡張、施設再編計画が進んでいた。そんな状況のなか迎えた 2022年杉並区長選挙。住民たちは、ひとりの候補者を擁立する。ヨーロッパに暮らし、NGO 職員として世界の自治体における「公共の再生」を調査してきた岸本聡子だ。しかし相手は3期12 年続く現職区長。しかも岸本が日本に帰国したのは投票日2ヶ月前、さてどうする?