バッド・ルーテナント 2010-02-27
公開:2010-02-27/製作:2009年
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解説
1992年の公開と同時に、過激なバイオレンスと宗教描写で話題騒然となった『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』のリメイク作品。警部補へ昇進する一方、ドラッグとギャンブルにおぼれる刑事の運命を描く。監督は、『神に選ばれし無敵の男』のヴェルナー・ヘルツォーク。主人公の刑事を『ノウイング』のニコラス・ケイジが演じる。共演は『ザ・スピリット』のエヴァ・メンデス。スリリングな展開とニコラス・ケイジの鬼気迫る熱演に注目だ。
あらすじ
アメリカ、ニューオリンズ。巨大ハリケーン・カトリーナの襲来を受け、警察署が水没してしまう。刑事テレンス・マクドノー(ニコラス・ケイジ)は、署内に置き去りにされた容疑者を救い出す。この功績によりマクドノーは表彰され、警部補に昇進する。一躍正義の刑事となったマクドノーだったが、裏では、恋人である高級娼婦フランキー(エヴァ・メンデス)と、ドラッグやギャンブルに溺れる日々を過ごしていた。さらにマクドノーは、警察が押収したドラッグを保管庫から盗み出すという悪事まで働いていた。昇進から1年後のある日、セネガルからの不法移民の一家5人が惨殺されるという事件が起こる。マクドノーが捜査の指揮を執ることになるが、事態は思わぬ方向に展開していく。