映画監督と俳優のワークショップで生まれた4本の短編からなるオムニバス。商業主義から離れ、制約にとらわれず、個性的な作品群に仕上がっている。監督は、「地下鉄(メトロ)に乗って」の篠原哲雄。
目黒良夫の妻・典子は、息子の通う小学校に、新任の渋谷先生が担当するバザーの手伝いで足繁く通っている。しかし主婦たちの良からぬ噂を聞いた良夫は、妻のことが心配になる。小学校では最近校長が女性に変わったり、産休の代理でフェロモン系の保健の先生がやってきたりして、独身の五反田先生や教頭も浮かれた様子になっている。