叩き壊すほどに君へ -WADAIKO†GIRLS- 2021-05-21

あらすじ

ミッション系お嬢様学校へ通う松沢環（紺野彩夏）は、幼馴染の佐伯美鈴らと富裕層らしい日常を過ごしていた。しかし、父の会社が倒産し、生活は一変する。環は友人らにはそのことを言えず、ずっと続けてきたバレエも辞めることになり、明日が見えないでいた。そんな行き場のない環は、ふと聞こえてきた音の振動に吸い寄せられる。辿り着いた場所では、新島マリア（久保田紗友）が和太鼓を叩いていた。声帯損傷で言葉が話せないマリアは、積極的に誰にでも接する明るさを持っていた。初めてその音を体感した環は、それ以来、和太鼓のことがなぜか頭から離れず、和太鼓プロ集団・雷鼓音のコンサートを見に行く。そこでは、高校生の江森司が大人に混じって圧巻の演奏を披露していた。暗い底に沈んでいた環の心は徐々に動かされ、和太鼓部の扉を開くのだが……。