ジョーカーゲーム 脱出(エスケープ) 2013-08-17
解説
学力低下の阻止と人間力の向上を目的とした、命懸けのゲームに参加させられた高校生たちの運命を描く『ジョーカーゲーム』の続編。前作の敗者たちが送られた矯正施設を舞台に、新たな死のゲームを強要された7人の女子高生たちが決死のサバイバルを繰り広げる。監督は、テレビドラマ「マメシバ一郎」シリーズの芦塚慎太郎。主演は、人気アイドルグループ“エビ中”こと私立恵比寿中学の鈴木裕乃や松野莉奈、bump.yの宮武美桜らが共演する。
あらすじ
日本児童の学力低下を食い止める法案“義務教育延長法”によって実施された死のゲーム“ジョーカーゲーム”で敗北を喫した大野真希(鈴木裕乃)、島本紀子(松野莉奈)、小島理恵(宮武美桜)、下川ちひろ(吉田まどか)ら7人の女子高生は矯正施設に送られる。外界とは壁によって隔てられてはいるものの、その内側には青空と芝生の緑が広がり、健全な雰囲気が広がっている。不安を抱えた7人は状況が判らず、最初は何気ない一言だけで一触即発ムードが漂っていたが、毎日を共に過ごす中、3ヶ月後にはお互い強い絆が生まれていた。そんなある日、学校の保健室のような場所に連れて来られた7人は、手術着のような格好で現れた女性指導官・大島由美の指示で、隅々まで身体チェックをされた後、注射を打たれて意識を失い、再び目覚めると陰鬱な部屋に閉じ込められていた。誰かがスイッチをONにすると照明が点灯、同時にテレビモニターのスイッチが入り、死神にも似たジョーカーの面を被った人物が彼女たちに語りかける。「“脱出ゲーム”の始まりです。部屋には様々なヒントが隠されています。そのヒントを見つけ、皆で協力して解答を見つけ出し、この部屋から脱出してください……」各自のポケットにはそれぞれヒントになりそうな道具が入っており、7人は早速、部屋の片隅に仕掛け穴を見つけるのだった。だがひとりがポケットに入っていたドライバーをその穴に入れた瞬間、穴から先の尖った棒が飛び出し、その頭蓋を貫き最初の犠牲者が出てしまう……。