father カンボジアへ幸せを届けた ゴッちゃん神父の物語 2018-04-07
公開:2018-04-07
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解説
長年カンボジア難民の子供たちを支援してきたカトリック神父、後藤文雄さんにカメラを向けたドキュメンタリー。“ゴッちゃん”という愛称で人々に親しまれる神父の道のりを映し出す。監督を渡辺考が務め、朗読を俳優の古舘寛治が担当している。
あらすじ
2015年8月。86歳のカトリック神父・後藤文雄、愛称“ゴッちゃん”は、“これが最後の旅になるかもしれない”と言ってカンボジアへ旅立った。1929年、新潟県長岡市で浄土真宗の寺の息子として生まれた皇国少年は、いつしかカトリック神父となり、独身のまま14人の子どもを育て上げた。逃れられない戦禍、最愛の母との別れ、家族との軋轢や葛藤、思春期の初恋、そして人生の多くを費やすことになるカンボジア難民の子どもたちとの出会い……。その人生は、見えない何かに導かれるように紡がれていく。1981年、祖国の内乱や殺戮から逃れて日本にやって来たカンボジア難民の子どもを受け入れ、自ら育てるようになる。これをきっかけに始まったカンボジアでの学校作りは支援も広がり、今では19校に上る。その集大成となるカンボジアと故郷・長岡への旅。さらに、足かけ2年にわたる後藤の日常を追った映像を交えて、“ゴッちゃん”の半生を辿る。