1993年、ニュージーランドで妻を殺し自殺した中国人の詩人の半生を描いたドラマ。監督・製作は女流監督のケイシー・チャン。主人公を演じるのは、「美少年の恋」のスティーヴン・フォン。
“朦朧詩”と呼ばれる新文学で若者たちの支持を得た詩人のグー・チョン（スティーブン・フォン）は、大学生のチン・イー（森野文子）と親しくなり、妻レイミー（テレサ・リー）もそんな2人の仲を黙認していた。やがて、3人はニュージーランドで奇妙な共同生活を始めるが、グー・チョンはチン・イーとの愛欲に溺れ、次第に創作意欲を失っていく。堕落した生活に嫌気が差したレイミーは、ついに離婚を決意するのだが…。
