解説
原作は伊集院静。離婚で離ればなれになった娘と会うことになった中年男のとまどいを描く。ホテルの理髪店に勤務する40歳の江津は、若い恋人の可葉子と暮らしていた。ある日、別れた妻から、幼い頃から会っていない娘のみのりが、高校入学を機に江津に会いたがっているという連絡を受ける。可葉子は一抹の寂しさを感じたが、江津の心を慮る。江津はみのりと会う予定のレストランに下見に出かけ、若い娘たちに倣ってクレープを注文する。そして再会の日。最初はぎこちないものの、江津の勧めでクレープを食べるみのりを見て、2人は次第に打ち解け合っていくのだが…。