ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019-10-11
監督:
箱田優子
脚本:箱田優子
公開:2019-10-11/製作:2019年
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解説
映像クリエイターと作品企画の発掘・育成を目指すTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016にて審査員特別賞を受賞し製作された人間ドラマ。コンプレックスを抱えるCMディレクターの砂田は、祖母を見舞うため、友人の清浦を連れ立って大嫌いな故郷・茨城に帰る。本作で監督デビューした箱田優子は、第22回上海国際映画祭アジア新人部門にて最優秀監督賞を受賞。自虐的で自信がない砂田を「きばいやんせ! 私」の夏帆が、親友の清浦を「新聞記者」のシム・ウンギョンが演じる。
あらすじ
自らを売れっ子と言う30歳のCMディレクター・砂田(夏帆)は東京で日々仕事に明け暮れ、一見充実した日々を送っているようではあるが、何者にもなれない自分や大嫌いな田舎にコンプレックスを抱き心は荒みきっていた。ある日病気の祖母を見舞うため故郷・茨城に帰ることになり、そんな彼女に清浦(シム・ウンギョン)がついてくる。清浦は、砂田が困った時に必ず現れる、自由奔放な秘密の友人だった。再会した家族の前では東京で身につけた理論武装は通用せず、やがて見ようとしなかった本当の自分が顔を出し……。一日と始まりと終わりの間に一瞬だけおとずれるブルーアワー。そのブルーアワーが終わる時、清浦との別れが迫る……。