恋も忘れて
公開: 1937年/製作:1937年
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解説
【スタッフ&キャスト】原作:斎藤良輔 脚本:斎藤良輔 監督:清水宏 撮影:青木勇 出演:桑野通子/爆弾小僧/佐野周二/水戸光子
あらすじ
『不壊の白珠』(1929)、『有がたうさん』(1936)、『按摩と女』(1938)などの名匠・清水宏監督が1937年に発表した母子ものメロドラマ。脚本は『本日休診』(1952)の斎藤良輔のオリジナル。主演は『有がたうさん』や小津安二郎監督の『淑女は何を忘れたか』(1937)などの桑野通子。息子の春雄役は爆弾小僧の芸名で10本以上の清水監督作に出演した子役の横山準。春雄と対立するガキ大将を演じているのは『突貫小僧』(1929)、『大人の見る繪本 生まれてはみたけれど』(1933)などの突貫小僧こと青木富雄。用心棒の恭助には『父ありき』(1942)、『驟雨』(1956)の佐野周二。\n本牧のチャブ屋で働くお雪は、女手一つで息子の春雄を育て、息子の成長だけが生きがいだった。お雪は劣悪な労働条件を改善するようにマダムと掛け合うが、マダムは聞き入れず、店で働く女性たちが逃走しないように用心棒に見晴らせていた。用心棒の恭助はお雪を監視していたが、やがてお雪に惚れ、彼女を身請けするために外洋漁船員となって金を稼ぐことを決意する。一方、春雄は母親の仕事のせいで、友達からいじめられ、仲間外れにあう。春雄は母親の悪口を言ったガキ大将と喧嘩となるが、それが悲劇を生むことになる…。


