リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!? 2007-10-06 HOODWINKED!
解説
おとぎ話の「赤ずきん」をベースに、森で起こった大事件の謎に迫るミステリーアニメ。監督は長編デビューにして本作を全米ナンバーワンヒットに導いたコリー・エドワーズ。日本語吹替版の監修を「SMAP×SMAP」などで知られる放送作家・鈴木おさむが務めている。赤いずきんをかぶったヒロイン、レッドの声を上野樹里が、オオカミの声を加藤浩次が担当。容疑者たちの証言が食い違う“『羅生門』形式”で進むミステリーの行方から目が離せない。
あらすじ
「赤ずきん」の少女レッド(声:アン・ハサウェイ)は、いつも自転車でパケットおばあさん(声:グレン・クローズ)の作るお菓子を配達している。ある日、山の上に住むおばあさんの家を訪れたレッドは、おばあさんに変装したオオカミ(声:パトリック・ウォーバートン)に襲われ、悲鳴を上げる。そこに、ぐるぐる巻に縛られたおばあさんがクローゼットから飛び出してきた。更には斧を持ったきこりのカーク(声:ジム・ベルーシ)も、叫びながら窓から飛び込んでくるのだった。現場に駆けつけた警察は、森一番のお菓子作りの名人であるパケットおばあさんの家で起こったこの事件が、森中のお店からレシピを盗み、平和な森を絶滅寸前の危機に追い込んでいる「レシピ泥棒」と関係あると考え、レッド、オオカミ、カーク、パケットおばあさんの四人を連行しようとする。そこにダンディーなカエルの探偵、ニッキーが現れ、「容疑者が四人いれば、話も四パターンある」という。こうして事情聴取が始まった。「オオカミがみんなを食べようとしたんです」というレッド。実は新聞記者で「レッドを尾行しただけだ!」というオオカミ。「オラを疑うのか?オラだって被害者だ!」というカーク。そして「私が泥棒してみんなからレシピを奪って何の得がある!」というパケットおばあさん。この中で嘘をついているのは一体誰なのか?そして、事件の真相とは?