ブロンドの殺人者

公開: 1943年/製作:1943年    old
アメリカ
 

解説

ある女性を捜索する探偵の行動を通して30ー40年代のアメリカの暗黒面を浮き彫りにしてゆく。製作はエイドリアン・スコット、監督は「十字砲火」のエドワード・ドミトリク、原作はレイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女よ』で3度の映画化のうち本作品は2度目の映画化にあたる。脚本はジョン・パクストン、撮影はハリー・J・ワイルド、音楽はロイ・ウェッブが担当。出演はディック・パウエル、クレア・トレヴァーほか。

あらすじ

1941年のロス。中年の私立探偵フィリップ・マーロウ(ディック・パウエル)は、刑務所から出所したばかりのモーロイ(マイク・マザーキ)から別れた女ヴェルマを探してほしいと、半ばおどすように頼まれる。かつてナイトクラブの歌手だったというヴェルマをききこみに歩くマーロウのあとから、彼女を知っていた人間が次々と殺される事件が起きる。そんな時、マーロウは美しいグレイル夫人(クレア・トレヴァー)と出会い、恋心を抱くが、彼女こそヴェルマ、つまり殺人者に他ならなかったのである。

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