ブランク・ジェネレーション 〜リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ〜
公開: 1979年/製作:1979年
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解説
70年代NYパンク・ムーヴメントを担った伝説のスーパー・スター、リチャード・ヘルが自ら脚本を手掛け主演した1979年制作の異色の青春映画。パンクの始祖ともいうべき彼の貴重なライブ・シーンが、ふんだんに織り込まれている。ポップ・アートのアイコン、アンディ・ウォーホルも本人役で特別出演。
あらすじ
フランスTV局の記者ナダ(キャロル・ブーケ)は、ニューヨークにやってきた美しいジャーナリスト。彼女は新進気鋭のミュージシャンのビリー(リチャード・ヘル)を取材するうちに、個性的な彼に魅かれていく。ビリーは2年間もの下積みを経て、やっと契約をとりつけたばかりだった。すぐさま恋に落ちる二人だったが、恋人たちの幸せな時間は長くは続かなかった。ナダは、1ステージ歌いきることもできないほど気分屋のビリーを理解できず、ことあるごとに彼と衝突してしまう。ドイツTV局の記者であり、元恋人のホフリッツ(ウーリー・ロメル)は、そんなナダを心配する。近づいては離れ、離れてはまた近づき愛を育む二人。しかしやがて、ナダがニューヨークに帰国する日が近づいてきた。