遠くでずっとそばにいる 2013-06-15

公開:2013-06-15/製作:2013年    old
日本
 

解説

狗飼恭子の小説を『夜のピクニック』などの長澤雅彦監督が映画化したミステリードラマ。交通事故の影響で過去10年の記憶をなくしてしまった女性が、失われた記憶をたどっていく中、自身の残酷な過去と向き合う姿を、透明感あふれる映像で描き出す。主演は、『花子の日記』などの倉科カナ。『ツレがうつになりまして。』の中野裕太、人気芸人の徳井義実ら多彩な顔ぶれが共演。『ニューヨーク、アイラブユー』などで国際的に活動を続けている岩井俊二監督が、自作以外で初めて長編劇場映画の音楽を手掛けている。

あらすじ

27歳の志村朔美(倉科カナ)は交通事故で記憶障害が起こり、10年分の記憶を失ってしまう。頭の中だけが17歳に逆戻りしてしまった朔美は、自分の周辺で突然起こった変化に戸惑いながらもその状況を楽しんでいた。だがやはり、10年の出来事が気になり始め、恋人と思われる細見良彦(中野裕太)や、高校時代の同級生で性同一障害のため男の子になりかけている大島薫(伽奈)に助けられながら失われた記憶を辿り始める。17歳の朔美にとって見覚えのない鍵、半分だけの絵、そして10年分の写真の束……。やがて朔美は、自分が失ったものは記憶だけではなく、良彦とは“別の恋愛”であることを知り、さらに、記憶をなくした交通事故の半年前に“もうひとつの交通事故”に遭っていたという事実を知る……。

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