悪夢のエレベーター 2009-10-10
監督:
堀部圭亮
脚本:鈴木謙一,堀部圭亮
公開:2009-10-10/製作:2009年
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解説
シリーズ累計40万部を突破した木下半太の人気小説「悪夢シリーズ」3部作の第1弾を映画化したサスペンス・コメディー。俳優、構成作家として活躍する堀部圭亮が長編初監督に挑み、急停止したエレベーターに閉じ込められた男女4人が繰り広げる笑いと恐怖の人間模様を描く。『252 生存者あり』の内野聖陽を主演に、『鈍獣』の佐津川愛美、『カフェ・ソウル』の斎藤工、モト冬樹らが共演。ウソや本音、そして虚構と真実が入り乱れる予測不可能な展開から目が離せない。
あらすじ
とあるマンションでエレベーターに乗っていた小川順(斎藤工)。だが突然、エレベーターが急停止、そのまま動かなくなってしまう。一緒に乗り合わせたのは、見るからにワケありそうな男女3人。空き巣狙いでマンションを訪れた刑務所帰りの安井三郎(内野聖陽)。アガサ・クリスティを愛読するゴスロリ少女の愛敬カオル(佐津川愛美)は自殺願望があり、屋上から飛び降りようとやってきた。3人の中で唯一のマンションの住人で、ジョギングに出掛けようとしていた牧原静夫(モト冬樹)は、実は他人の心が読める超能力者。そして小川は、愛人の陽子(芦名星)が住むこのマンションから、妻・麻奈美(本上まなみ)の出産立会いに向かう途中だった。狭いエレベーターに閉じ込められてしまう4人。非常ボタンは故障、携帯電話も電池切れ。助けを呼ぶ全ての手段が絶たれてしまう。その状況でなぜか互いの秘密を暴露し合うハメになった彼らがそれぞれに不信感を募らせる中、思いもよらぬ事件が起きる。そして、扉の外では更なる悪夢が待ち受けていることを、4人のうち誰一人として知る者はなかった……。