ビッグ・ショー! ハワイに唄えば 1999-05-15

監督: 井筒和幸
脚本:井筒和幸,安倍照雄,塩田千種,金子二郎
公開:1999-05-15/製作:1999年    old
日本
 

解説


 「のど自慢」の井筒和幸監督が同作品の主人公・赤城麗子のその後を描いたコメディ。売れない演歌歌手・赤城麗子は“のど自慢”出場を機に歌手としての自信を取り戻した。「おしどり涙」も少しは売れて気を良くしたふたりは新たに雇った付き人・高橋里美を連れ、新曲の営業と慰安旅行を兼ねてハワイにやってきた。仕事といっても一晩だけ女子プロレスの前座で歌うだけ。あとはビーチに、買い物に、とリゾート気分でやって来たのだが……。

あらすじ

「のど自慢」に出場して歌手としての自信を取り戻した赤城麗子は、マネージャーの須貝と歌手志望の付き人・里美と一緒にハワイへ営業にやってきた。早速、女子プロレスの前座で『大阪しぐれ』を歌う麗子。そんな彼女に、日系4世の青年・ジミーがサインを求めてくる。麗子のファンだというジミーに、すっかり舞い上がってしまった麗子は、須貝が止めるのも聞かず、ジミーの車に乗って彼の家を訪れる。翌日、ジミーとの健全なデートを終えてホテルに戻ってきた麗子に、須貝が営業の話を持ってきた。それは、ハワイ公演に来ていた都はるみの前座としてステージに立つこと。ところが、麗子はそんなチャンスを前に二の足を踏んでしまう。実は、デビュー前に都はるみの付き人をしていた彼女は、その時、大チョンボをやらかしていたのだ。それでも、都はるみ直々の勧めもあってステージに立つことになった麗子。しかし、リハーサルなしで立ったステージはボロボロ。またしても、彼女は歌手としての自信を無くしてしまうのであった。そんな時、麗子にジミーがプロポーズしてきた。ジミーの気持ちに、結婚を決意する麗子。だが、やはり彼女は歌を棄てることは出来なかった。麗子は、ジミーとの婚約を破棄して、都はるみのハワイ公演最後のステージへと急いだ。そして、彼女の歌手生命を賭けた一世一代のビッグ・ショーは大成功。もう一度、歌手としてやっていく自信を取り戻した彼女は、須貝と共に帰国の途に着くのだった。

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