nude 2010-09-18

監督: 小沼雄一
脚本:石川美香穂,小沼雄一
公開:2010-09-18/製作:2010年    old
日本
 

解説

AV女優・みひろの今まで語られることのなかったAV女優人生やプライベートの不安、葛藤(かっとう)を赤裸々につづった私小説「nude」を映画化。窪塚洋介がカメラマンを務めた「月刊渡辺奈緒子」が話題を集めたほか、『リアル鬼ごっこ2』や『アウトレイジ』への出演も注目の渡辺奈緒子が、主人公のAV女優・山瀬ひろみを演じる。監督は、『童貞放浪記』の小沼雄一。際どいせりふやシーンにも体当たりで挑んだ渡辺の熱演が見どころだ。

あらすじ

芸能人になるという夢を持っていた山瀬ひろみ(渡辺奈緒子)は、新潟の高校を卒業後、上京して空港の警備員として働き始める。大学に通う恋人の英介(永山たかし)とも仲良く暮らしていたある日、スカウトマンらしき男(光石研)を見かけたひろみは、自分からその男に接近する。だが、それはヌードモデルの勧誘だった。抵抗があったものの、多少なりとも夢に近づけるのではないかと考えたひろみは、アダルトビデオへの出演がないことを条件にヌードモデルになることを決意。初めは戸惑いを覚えたものの、“みひろ”という芸名でのスタジオ撮影を経験し、周りのスタッフのプロフェッショナルな対応に触れたことで、次第にやりがいを覚えてゆく。だがその矢先、グラビアを飾った雑誌が同棲を始めた英介に見つかり、地元の親友さやか(佐津川愛美)からも軽蔑されてしまう。近くにいてほしい人、理解してほしい人たちから、次第に孤立していくひろみ。そんな彼女の状況とは関係なく次第に増えてゆくVシネマの仕事。あくまで演技の延長と考え、裸での疑似セックスシーンも次々とこなしていく。そんな時、裸の仕事を続けていることを打ち明けられずにいた恋人から、予想外のプロポーズが。嬉しい反面、せっかく掴んだチャンスを棒には振れず、一人悩む日々。そんな時、大物プロデューサーから自分の中途半端さを指摘され、アダルトビデオ出演を勧められる。悩み、苦しみながらも、知名度と人気を得るために自分一人で出演を決めるひろみ。“絶対に有名人になる”という固い決意は、決して揺るがないと信じていた。だが、その決断の先には、理想をはるかに超えた試練が待ち受けていた……。

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