花と龍 第一部 洞海湾の乱闘
監督:
				佐伯清
				
	脚本:池田忠雄,橋本忍
	
		公開: 1954年/製作:1954年			 
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	あらすじ
明治の中ごろ、大陸渡航を夢見て故郷四国を出奔した玉井金五郎は、北九州の沖仲仕の群に身を投じた。だが彼の一徹な正義感に敵は多く、安住の地を求めて流転の日を重ねるが、同業森信之助の友情と、女仲仕のマンの愛情が何時しか彼の周辺に注がれていた。やがて彼はマンと共に戸畑港に新生の一歩を記し、苦闘三年、彼の名は北九州一円に広まったが、その彼に密かな愛情を寄せるのは嘗て彼に故郷出奔の勇を励ました鉄火女・お京であった。お京は金五郎の左腕に昇り竜の刺青を彫り、燃えるような情炎に身を焼くが、金五郎の胸にはマンの清らかな美しさが消えなかった。そして金五郎二十七歳の年、若松に玉井組を創立。マンと二人、並み居る強敵に伍しつつ信念に戦う金五郎は一夜暴漢の凶刃に襲われて致命傷を負ってしまう…。(C)東映
