13回の新月のある年に 2018-10-27

公開:2018-10-27/製作:1978年    old
西ドイツ
 

解説

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの劇場未公開作を渋谷ユーロスペースで国内初上映。7年毎に訪れる“太陰年”に新月が13回巡る年が重なると、破滅する者が何人も現れる。性転換したエルヴィラが辿る運命とは……?原案・製作・脚本・監督・撮影・美術・編集の7役をファスビンダー自身が担当。出演は「第三世代」のフォルカー・シュペングラー。

あらすじ

7年おきに来る「太陰年」に、新月が13回巡る年が重なると、なす術もなく破滅する者が幾人も現れる―。エルヴィラは男性から女性へと性転換をした。男装して街を彷徨い、男娼を求めるエルヴィラの「性」。愛への憧憬と不安。孤独。パートナーとの別れ、離別した妻子との対話、幼少期を過ごした修道院のシスターが語る出生の秘密、性転換手術を促した男アントン・ザイツとの再会…、エルヴィラの最期の5日間。原案・製作・脚本・監督・撮影・美術・編集をファスビンダー自身が手掛けた。様々なイメージがセンセーショナルに提示される。ファスビンダー、最大の「問題作」。

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