深海獣雷牙 2009-08-15
監督:
林家しん平
脚本:林家しん平
公開:2009-08-15/製作:2009年
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あらすじ
太平洋戦争時、深海水棲恐竜レイゴーと戦艦大和によって死闘が繰り広げられてから、60年以上の歳月が流れた現代。地球温暖化によって氷河が溶け出した南極は緑の平原に姿を変え始め、生態系にも狂いが生じ、異変が起きつつあった。ある日、クジラの群れを追う謎の巨大生物が日本近海に現れる。巨大生物はタンカーを襲い、何者かと交戦しながら、東京湾に迫っていた。そのころ東京湾で操業していた漁船は、不吉な深海生物を捕獲する。しかし、その生物は、謎の爆発とともに海の底へ姿を消す。東京の下町・浅草では、最愛の妻に先立たれた江戸一(螢雪次朗)が、長女・ひばり(浦田麻緒)、次女・祭(折山みゆ)、三女・あかり(江野沢愛美)という3人の娘たちとともに、幸せに暮らしていた。昼間の喧騒も収まった夜、商店街の店主たちが酔いにまかせて浅草の駅前の交差点で騒いでいると、突然、隅田川水上バス乗り場に水柱が上がる。辺りを覆う黒煙の中から、稲妻を轟かせながら謎の巨大生物が現れ、鋭い眼光で人間たちを一瞥する。政府の要請により出動した台東防衛隊のF-16の編隊が、巨大生物にミサイルで攻撃を加える。凄まじい攻防の末、浅草は炎に包まれ、住民たちは逃げまどう。徐々に劣勢に追い込まれた巨大生物の躯体は、突如、真っ白い光に包まれる。