年々歳々 2009-02-21

監督: 安達正軌
脚本:田中貴大
公開:2009-02-21/製作:2008年    old
日本
 

解説

母親に冷たく扱われて暮らす中学生の主人公の姿を彼女の家に引っ越してくるいとこの目線でつづる、ビターなホーム・ドラマ。『ラブ サイコ/狂惑のホラー』の安達正軌監督が、エイベックス発「ニュースター・シネマ・コレクション」プロジェクト第5弾作品のメガホンを取る。主人公を『深海獣雷牙』の江野沢愛美が演じるほか、父親をベテランの風間トオルが好演する。平凡な家庭内で起こる想像を超えた現実に驚かされる。

あらすじ

川野みずき(江野沢愛美)は中学生の少女。母親のかえで(円城寺あや)は仕事に忙しく、ろくに相手もしてくれない。父親の修一(風間トオル)と話している間だけが、みずきにとって幸せな時間だった。熱を出して寝込んだときも、目が覚めると修一は彼女のそばにいてくれた。自分の事をたくさん話すみずきを、修一は楽しそうに、そして優しく見守る。だがそれとは反対に、みずきに冷たく当たるかえで。ある日、みずきの前にあおいと名乗る少女(指出瑞貴)が現れる。彼女はみずきの従姉妹で、これから一緒に暮らすことになるという。突然のことに戸惑うみずきだったが、友人の圭子(田中柚里佳)も交えて話をするうち、次第に2人は打ち解けていく。両親の海外赴任によってみずきの家で暮らすことになったあおい。彼女は持ち前の快活な性格もあって、新しい環境にもすぐに馴染んでいく。だが、みずきに対するかえでの冷たい態度にだけは違和感を持たずにはいられなかった。やがてあおいは、7年前にみずきの家族を襲った出来事と、それがみずきたちの心に残したものを知ることになる……。

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