激情版 エリートヤンキー三郎 2009-02-28
監督:
山口雄大
脚本:木田紀生
公開:2009-02-28/製作:2009年
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解説
二人の極悪ヤンキーを兄に持つ内気な高校生・三郎の受難を描いた大ヒットコミック「エリートヤンキー三郎」が、テレビドラマ化に続き映画化。『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』の山口雄大が監督を務め、三郎の徳丸学園入学からの軌跡と悲劇がよりスケールアップして展開する。主演の石黒英雄をはじめドラマ版の主要キャストが続投するほか、芸人のなだぎ武、竹内力や仲間由紀恵らも新たに参戦し、ドラマを盛り上げる。
あらすじ
県内屈指の低偏差値で、ヤンキーたちの巣窟と化していた私立徳丸学園高校は、一郎(小沢仁志)と二郎(小沢和義)の大河内兄弟が支配していた。しかし校長により、両者は退学処分となる。翌4月、2人の弟である三郎(石黒英雄)が徳丸学園に入学する。しかし、トップ不在の学園を支配しようといきり立つ石井武(橋本じゅん)や、三郎の側近の座を狙う河井星矢(板倉俊之)の前に現れたのは、凶悪な兄たちとは全く異なる普通の高校生だった。それでも三郎は、教師たちから目をつけられ、他の生徒からは目も合わせてもらえない。さらに河井の先導で、ヤンキーたちが勝手に三郎を慕ってくる。そんな中、石井は三郎にケンカを挑む。周囲の期待をよそに、三郎は一方的にやられ続け、失禁してしまう。しかし次の瞬間、三郎は人が変わったように石井に反撃を始める。その結果、石井も三郎軍団に入り、三郎の勢力は拡大していく。そのころ、ヤンキーを根絶やしにすると息巻く警視庁の如月(なだぎ武)や、一郎・二郎と渡り合ってきた少年課の久能(竹内力)は、三郎をターゲットに定めていた。三郎は、ゲーム好きの女の子・春菜(山本ひかる)と親しくなるも、周囲によってヤンキーの頂点に祭り上げられていく。