この国の空 2015-08-08

監督: 荒井晴彦
脚本:荒井晴彦
公開:2015-08-08/製作:2015年    old
日本
 

解説

『ヴァイブレータ』などで知られる脚本家の荒井晴彦が『身も心も』以来17年ぶりにメガホンを取り、芥川賞作家・高井有一の谷崎潤一郎賞受賞作を映画化。終戦が間近に迫る東京を舞台に、19歳のヒロインが妻子を疎開させ一人で暮らす隣人男性の身の回りの世話を焼くうちに、女性として目覚めていくさまを描く。『ヒミズ』などの二階堂ふみ、『セカンドバージン』などの長谷川博己、海外でも活躍する工藤夕貴ら実力派が共演。

あらすじ

1945年、戦争末期の東京・杉並区。度々空襲の脅威にさらされまともな食べ物も手に入らない中、19歳の里子(二階堂ふみ)は母(工藤夕貴)や叔母とともに健気に暮らしていた。隣りに住む市毛(長谷川博己)が弾くヴァイオリンの音色が聞こえてくるとき、里子は心なごませることができた。市毛は徴兵検査の結果丙種となり赤紙を免れ、妻子を疎開させ一人東京に残っていた。戦況は日を追うごとに悪化。終戦は間近だという噂もあるが、到底結婚など望めそうもなくこのまま戦争で死んでいくのかもしれないという不安を抱える里子。一人で暮らす市毛の身辺の世話をしていくうちに、いつしか里子の中の女が目覚めていく――。

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