KILLERS/キラーズ 2014-02-01

公開:2014-02-01/製作:2013年    old
日本,インドネシア
 

解説

『ザ・レイド』で注目を浴びたギャレス・エヴァンス監督が製作総指揮を務めた、バイオレンスムービー。殺人の一部始終を撮影してはインターネットにアップする日本人の殺人鬼と、そんな彼に感化されるインドネシア人男性の交錯を追い掛ける。監督を務めるのは、モー・ブラザースというコンビのティモ・ジャイアントとキモ・スタンボエル。『ATARU』シリーズなどの北村一輝と『ザ・レイド GOKUDO』のオカ・アンタラが狂気の男たちを怪演する。インモラルな世界観と凄惨(せいさん)を極めた残酷描写に、ただただ圧倒される。

あらすじ

東京。野村(北村一輝)は無機質な処刑室で女性を無残に殺し、その様子をビデオカメラで撮影していた。彼は、その映像を編集してインターネットの動画サイトにアップするのを習慣にしているのだ。ある夜、いつものようにターゲットの若い女性を探していると、歳の離れた姉・久恵(高梨臨)と弟・宗一が現れる。久恵が宗一を道路の真ん中に立たせて殺そうとしているのを見た野村は彼女に興味を抱き、彼女が働く花屋を頻繁に訪れるようになる。いじめられっこの宗一が野村になつく姿を見るうち、久恵も彼に心を開いていく。ジャカルタ。正義感溢れるフリージャーナリストのバユ(オカ・アンタラ)は、町の有力者ダルマ(レイ・サヘタピー)の汚職事件を追求したことから罠にはめられ、取材を断念する。別居中の妻ディナ(ルナ・マヤ)と娘エリへの愛を支えに生きていたバユは偶然、野村の動画を見つける。嫌悪に顔をしかめながらも画面から目を離すことができないバユの中で、危険な欲望が目覚め始める。そんな折、バユはタクシー強盗に遭遇し、拳銃を突きつけられる。咄嗟の判断で銃を奪い、犯人を殺したバユは、かつてない高揚感に包まれる。彼は死にゆく犯人の姿を携帯カメラで撮影し、ネットの動画サイトに投稿する。バユの映像を発見し、仲間だと直感した野村は、バユに接触し始める。バユは拒絶しながらも、抑圧してきた暴力衝動を目覚めさせていく。そして2人の殺人者は宿命の出会いを果たす……。

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