アリス・ウィノカー監督による官能的なラブロマンス。19世紀フランスで催眠療法を駆使して知られた神経科医シャルコーを事実に基づき映画化した。
ある家でメイドをする19歳のオーギュスティーヌは激しくけいれんしながら倒れることが続き、右目のまぶたが開かなくなる。そこで神経症の女性患者が集まるサルペトリエール病院に入院し、評判が高いシャルコー先生の診察を受けるが、シャルコーはオーギュスティーヌに興味を持ち、彼女に催眠療法を施すことに。シャルコーがオーギュスティーヌの病気はヒステリーの一種だと考える一方、彼女のほうはシャルコーに愛情を感じだす。