電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ! ホウホウ! 香港大決戦 2007-08-04
解説
獣の心を感じ取り、獣の力を手にする拳法“獣拳”を学んだヒーローが活躍する人気戦隊シリーズ「獣拳戦隊ゲキレンジャー」を映画化。普段は敵対するゲキレンジャーと臨獣殿が手を組み、謎の大富豪の陰謀に立ち向かう。監督、主要キャストはテレビ版のメンバーが務め、インリン・オブ・ジョイトイ、小野真弓のグラビアアイドル2人がゲスト出演する。香港の100万ドルの夜景をバックに展開するカンフーバトルは、迫力満点。
あらすじ
獣の力を感じ手にする“獣拳”は4000年の歴史を持つ拳法である。あるときを境に世界の平和を守る正義の流派「激獣拳ビーストアーツ」と世界の支配を目論む邪悪な流派「臨獣拳アクガタ」との2つの流派に分かれてしまった。長きに渡って闘いを続け、技を磨きあってきた。現代、「激獣拳ビーストアーツ」が科学的にその技を進化させていく一方、「臨獣拳アクガタ」は闇の力を取り込み、悪の組織として再興。先導者のもと、世界征服を企んでいた。今日も互いの信念を持ち闘い続ける「激獣拳ビーストアーツ」の使い手ゲキレンジャーと「臨獣拳アクガタ」。ある日、闘いの場に空からひっそりと謎の物体が飛来してくる。物体にはカメラが仕込まれており、彼らの闘いをレンズに映していた。すると、物体が閃光を放ち、彼らは光に飲まれてしまう。次の瞬間には、今までとはまったく別の場所に転送されていた。そこは巨大な観音像が鎮座する異国、上海。困惑する両者だが、突如現れた美女ミランダ(インリン・オブ・ジョイトイ)によって説明がなされる。自らを香港のメディア王と名乗るヤン(石橋雅史)が、世界中の名だたる格闘家・拳法家を集めて“乾坤一擲武術会”を行なうために、彼らを香港に集めたということであった。こうしてはじまった武術会には、しかしヤンの仕組んだ恐るべき陰謀が隠されていた。ヤンは集めた武術家たちの“気”を奪い、拳法による世界征服を企んでいたのであった。ヤンの野望を打ち砕くべく、敵同士の「激獣拳ビーストアーツ」のゲキレンジャーと「臨獣拳アクガタ」は共に立ち上がる。