カフェ・ソウル 2009-07-18
公開:2009-07-18/製作:2009年
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解説
大ヒットテレビドラマ「宮(クン) -Love in Palace-」で人気沸騰中のジョンフンと、『春琴抄』などの若手実力派、斎藤工が共演した人情物語。日本から韓国にやって来た青年と、古き良き伝統を守る菓子店の兄弟やご近所さんとの交流をきめ細やかにつづる。共演者も『櫻の園 -さくらのその-』の京野ことみや、テレビドラマ「止められない結婚」のキム・ドンウクら日韓の実力派が顔をそろえる。さまざまな難関を乗り越え、友情を育む市井の人々の姿に涙腺がゆるむ。
あらすじ
韓国・ソウルの片隅にひっそりと佇んでいる伝統菓子店“牡丹堂”は、寡黙だが腕のいい店主・サンウ(チェ・ソンミン)が1人で切り盛りしている。日本から来たフード・ルポライターの井坂順(斎藤工)は、偶然牡丹堂を訪れる。順はサンウの人柄と牡丹堂の味に魅了され、取材することに決める。しかし牡丹堂は、地元のヤクザから立ち退きを迫られていた。その揉め事でサンウは怪我を負い、仕事ができなくなる。そこにサンウの弟・サンヒョク(John-Hoon)が現れるサンヒョクはミュージシャンを目指して家を飛び出していたが、夢破れて帰ってきたのだった。当初、順とサンヒョクは反発し合う。しかし牡丹堂を守ろうと協力するうちに、不思議な友情が芽生えていく。だがそこにヤクザの刺客として、サンウのもう1人の弟・サンジン(キム・ドンウク)が現れ、牡丹堂は窮地に追い込まれる。しかしサンヒョクが作る思い出の味が、牡丹堂の運命とバラバラになってしまった家族の絆を救う。