劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ 2011-04-02
公開:2011-04-02/製作:2011年
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解説
人気バンド「神聖かまってちゃん」の楽曲群をモチーフに、それぞれ別々の場所で生きる女子高生やシングルマザーたちが、自分らしい人生を見つける姿を追う青春群像劇。『SR サイタマノラッパー』が激賞された入江悠が監督・脚本・編集を務め、神聖かまってちゃんの楽曲に触発されて人生を再始動させる人々のドラマを疾走感に満ちた演出で描く。『ガマの油』の二階堂ふみ、セクシー女優の森下くるみ、本人役で登場する神聖かまってちゃんのメンバーと同マネージャーら異色キャストたちの共演も見逃せない。
あらすじ
ロックバンド“神聖かまってちゃん”の大規模なライブまで、あと1週間と迫っていたある日。“プロの棋士になる”という今時の高校生とはギャップのある夢に悩んでいた女子高生の美知子(二階堂ふみ)は、彼氏から神聖かまってちゃんのライブに誘われる。しかしその日は、自力でのぼりつめたアマ王座決定戦の決勝戦だった。シングルマザーのかおり(森下くるみ)は、昼は清掃業、夜はショーパブダンサーとして昼夜を問わず働きながら、息子・涼太を育てている。神聖かまってちゃんのネット配信に夢中な涼太が保育園で問題を起こし、かおりは園長に呼び出されて厳重注意を受ける。神聖かまってちゃんのマネージャー・ツルギ(劒樹人)は、バンドがメジャーデビューするという状況で奔走していた。しかし新しい上司は、バンドの売り出し方について不条理な難題を押し付けてくる。別々の場所で様々な悩みを抱えた男女のくすぶった心に、神聖かまってちゃんの歌が届く。すると、彼らの運命は、“自分らしい生き方”に向かって一気に動き始める。