黒冠者、火打丸、左文字ら一同に向かって、権太夫の軍勢が襲いかかろうとした時、伝令が駆けつけ、弾正の名声を伝える。直ちに権太夫は軍を率いて代官所に引き上げ、危機を脱したが、この時すでに左文字は官所に先回りして様子を探っていた。