サトウくん 2018-01-27
公開：2018-01-27／製作：2017年
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解説
三重県菰野町を舞台にしたSF短編。家族で町の外にある政府の施設に移住した宇宙人のサトウくんが菰野町に戻ってくるが、旧友の土方くんと町を巡るうち異変に気付く。第9回沖縄国際映画祭出品作品。監督・脚本・編集は、「隕石とインポテンツ」の佐々木想。町内の少年2人が主演を務め、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣らが出演。
あらすじ
三重県菰野町の温泉旅館の息子である中学一年生、土方くん（土方雄也）の前に現れた宇宙人のサトウくん（市岡和真）。サトウくんは、家族で町の外にある政府の施設に移住したが、温かく送り出してくれた町の人々のことが忘れられずに戻ってきたのだ。しかし、旧友の土方くんと菰野町を巡るうち、町の異変に気付いていく。ヒット商品だった『宇宙（スペース）饅頭』が売られていないのだ。土方くんはサトウくんを実家の温泉へと案内するが、その道中で警察へ通報する。入浴中、ここにいさせてほしいと懇願するサトウくんに、土方くんは人間の厳しさを説く。やがて警察が現れ、サトウくんを連行していく。良心の呵責を感じながら一人湯船に浸かる土方くんを慰めようと、町の人たちも次々と風呂に入っていくのだった……。
